6月の花

梅雨入りが待たれるこの頃です。本来雨に悩まされジメジメに文句を言うという時期なのに、毎日真っ青な空と30度を越える高温に、もう本格的な夏に入ったのかと思うような日々です。
農家の方や、家庭菜園、ガーデニングをなさっている方、みんな雨を待っています。
梅雨時期の花は、なぜか青系が多く、雨に打たれるとその色が映えるものですが、今年は少し違った趣の花になっています。
墓地塀際の紫陽花が咲きましたが、雨がなく花が小さくなっているし、葉っぱも青々としないような気がします。天気予報では16日の日曜日に少し雨のマークがついていますが、田畑や庭を潤すほどの雨量になるかどうか、昨年の夏のように雲が消えてしまうようなそんな心配をしています。

中庭のギボウシと露草の花が開きました。こちらも雨を貰うと綺麗なのですが、花も小さいような気がします。


昨日から、樹木剪定作業が始まっており、萩とススキをいったん刈り込んでもらいます。ここで刈り込まないと、収拾がつかないほどの藪になってしまいます。作業の前に見て見たら、萩に気の早い花が付いていました。今はこの枝もないのですが、お盆頃にはぐんぐん伸びて花をつけると思います。

下ばかり見ないで上を見たら、サルスベリが枝を伸ばしています。ところが花芽が付く先端にうどん粉病が発生していました。例年より早い発生です。石翠園の職人さんも、少し早いですねと。暑さが関係しているのでしょうかと言っていました。
消毒剤の散布をお願いしましたが、一旦ついたうどん粉の部分は取れることがないので、何とかこれ以上広がらないようにと願っています。白っぽく見えるのがうどん粉病の部分です。
ホントに小麦粉をまぶしたようになっています。

紫陽花は、7月下旬まで咲き続けていますので、お墓参りや各行事のお申込にお越しの際に、是非ご覧いただきたいと存じます。
季節外れと言っていいほどの猛暑の日々がもうしばらく続くようです。
どうか皆様、熱中症にご注意いただき、お元気でお過ごしください。