顕著な大雪に関する情報
新潟を含む北陸地方は、まれに見る大雪になっております。ニュースでも盛んに報道されていますが、恐怖感を覚える程の激しい雪の降り方です。
標題は、気象庁が発している情報の名前です。初めて耳にしました。確かに顕著な大雪となっています。朝、雪かきをして、一休みしてまた外を見るとさっき取り除いた雪と同じくらいかそれ以上の雪がすでに積もっているという状態です。三条はまだいいほうかと思います。上越高田は大変な降り方のようです。津南はすでに250センチを越えています。津南にお知り合いがいますが、住職など「おーい、生きてるか」と冗談を言いながら雪のお見舞いをしています。冗談でも言わなければやってられないというのが正直なところでしょう。
豪雪の際の雪国の者の心は「諦め」でしょうか。降るものは、どうあがいても仕方がない、誰を恨んでも仕方がない、降る雪を粛々と片付けるのみ。新潟県民の忍耐力の強さ、自然に対して文句を言わない県民性は、こんな所からきているのかもしれません。
極楽寺へ入る寺町通りは消雪パイプの水はすでに出ず、2回ほど雪かきをしましたが、夕方もう一度やっても、明朝は元の木阿弥。それでもまた同じ作業をするしか、仕方がありません。何と忍耐強い事か。新潟県民のDNAには、きっと雪に対する耐性が備わっているのかもしれません、などと冗談を言うしかないです。
毎年樹木の冬囲いが役に立つかどうか、それは分からないが、それでも毎年行う冬囲い。昨年は、除雪道具に一度も触らずに冬が終わりましたが、今年は役に立ちました。冬囲いをしていなければ、木は折れているでしょう。雪つりも、あまり雪が増えて重くなると縄が切れてしまいます。何とか耐えてくれと祈るばかりです。
本堂を見上げますと、かなり積もっています。連休明けには、雪下ろしを業者に依頼しなければならないかと住職と相談しています。冬は始まったばかり、雪下ろしが1回で済めばいいのですが、どうでしょうか。
お墓もすっぽり雪の中です。気温が低い状態が続いているので、雪も消えず、最初の頃に積もった雪はザラメ状の圧雪になっていますので、3月まで、お墓参りは難しいかな、と考えています。雪が止んで、お日様さえ顔を出してくれれば融けるのですが、天気予報ではしばらくはこの鉛色が続きそうです。
この寒波の間は、不要不急の外出を避けて過ごしたいと思います。皆様もお気をつけてお過ごしください。