紫陽花

極楽寺では塀際に紫陽花がたくさんあります。

最初は、お檀家様が、亡くなった奥様のためにお墓の後ろに植えたのが始まりで、住職が少し増やそうと小さい鉢を買って来ては植えて行ったものが、いつの間にこんなに多くなりました。紫陽花は雨をもらうと綺麗に咲き花も大きくなりますから、梅雨入り前で好天続きの今は、まだ花が小さく蕾も固い状態です。また、今年の冬に重い雪でつぶされたため、春の冬囲い外しの時に、強めに枝を切ってもらいましたので、花が例年より遅れているようです。

それでも、少しずつ花が咲きはじめ、20日のお地蔵様の祭礼の頃には、美しい花を見せてくれるのではないかと思っています。

お墓参りなどにお越しの際は、是非塀際まで足を延ばし、綺麗に咲いた紫陽花をご覧いただければ幸いです。