盆参の一日

台風6号のスピードが遅く、連日フェーン現象の猛暑にあえいでいる三条です。
13日も朝から痛いほどの陽ざしが照り付け、墓参の皆様も口々に暑い暑いと汗を拭きながらお越しになりました。
極楽寺では、朝、昼、夕刻と盂蘭盆の読経が行われました。
昼読経の時間にちょうどお越しの皆様は、席に座りお経を聞いて下さいました。

夜は、衣の色を変えての読経です。本尊様には御霊供膳が上がりました。こちらもお墓参りにお越しの皆様が、ご焼香しており、賑やかになりました。

お墓では、猛暑という事で少し陽ざしが陰ってからお越しになる方も多く、お花や供物がたくさん供えられていました。

何時も写真を写させて頂いている成田家の墓碑です。このように灯篭や御供物をいろいろ並べてお飾りするお宅も少なくなりました。こんな所にも、少子高齢化の波は押し寄せているようです。

今これを書いているは、15日です。昨日、本日とも39度予想です。昨日も日本一の暑さでした。
お供えされたお花はちりちりに乾いています。昨夜、三条市の八幡町で火事がありました。大変乾燥しており、風も強い毎日ですから、極楽寺も火の始末に注意しております。
本日夕刻から、お墓のお供え物を片付けます。きっとちりちりに乾いて軽く量も少なくなっていると思います。
暑いのはいつもの事でしたが、毎日毎日、息をするのも苦しいような夏は初めてのような気がします。
農家の皆様は水不足で悲鳴を上げておられます。
台風が早く過ぎ去り、普通の暑さが戻って来る事を首を長くして待っているこの頃です。