消雪パイプ
冬の準備の最後、消雪パイプのノズル調整が6日に終わりました。
ところがここで大問題が発生しました。地下水を出して調節していたところ、本堂入口のノズルから水漏れしています。これは、消雪パイプにとってはおおごとなのです。このまま放っておくと、敷石の下を水が長し土台が崩れてくるのです。参道は石が敷いてありますので、石屋さんにお願いして問題のノズル部分を剥いでもらいました。
この参道の消雪パイプは昭和64年に整備したものですので、30年以上たっています。写真でわかるように、腐食しててしまい、パイプとの継ぎ目が折れてしまっていました。水漏れしていた時も、これは大変な事になるとは思ったのですが、石を切って部品を変えれば何とかなるかと思っていたのが、それ以上のおおごとでした。
これから専門業者に見てもらいますが、来週から降雪の予報が出ている今、取りあえず応急処置をして、今後この設備をどう修理していくかが大きな問題となりそうです。
また、11月で取壊しを終えた旧小山屋旅館跡地を駐車場として整備しています。こちらにも、消雪パイプを敷設しなければ冬場の駐車ができませんので、消雪井戸を掘っています。井戸掘りの工期は今月いっぱいの予定です。駐車場工事も間もなく始まり、参道の消雪パイプ修理工事もあり、極楽寺の周りは工事現場の様相を呈しています。お参りなどにお越しの際、工事車両なども止まっておりますので、どうぞご注意下さいますようお願い申し上げます。
今年はラニーニャ現象が起きており、厳冬大雪との予報が出ていましたが、これまでのところ過ごしやすい冬になっておりました。しかし、来週からの週間予報には雪だるまがずらりと並んでいます。いよいよ本格的な冬到来です。皆様、風邪など引かぬようお身体大切にお過ごしください。