水無月
今日から6月です。九州地方はすでに梅雨に入っています。新潟の梅雨入りはもう少し後になりそうです。
梅雨の季節なのに「水無月」水がないと書く月とは、と不思議に思っていましたが、特に調べることもしていない(学校では習ったかもしれないけれどすでに忘却の彼方です)ので、辞書代わりのインターネットで調べました。
「無」を「の」と読み、水の月となるそうです。稲作では田に水を引く一番水が必要な時期ですから、「水の月」で水無月と呼ばれた、という説が紹介されています。
また、田に水を引くため他の水が無くなってしまうから「水無月」という説もあるようです。
両方とも、稲作に関係のある言葉です。農耕民族である日本には農耕に縁のある言葉が多いような気がいたします。
三条も田植えが終わり、早苗が風にそよぎ気持ちのいい風景が広がっています。もうしばらくすると苗が伸びて水面も見えなくなります。写真の向こうに見えるのは弥彦山です。
新型コロナウイルスに振り回されているうちに6月になりました。この先、どうか穏やかな日々が続くようにと祈るばかりです。