梅雨明け

新潟地方は昨日7月14日に梅雨明けをしました。例年よりかなり早い梅雨明けで、それだけ暑さが長いと、始まったばかりの夏に既にうんざりしています。とたんに猛烈な暑さになり、やっぱり梅雨明けすると空の色も、風も熱を帯びてきました。

日中は陽射しが強いので涼しいうちにと、朝6時ころから中庭の草取りをしました。昨年もご紹介したネジバナが咲いていました。ねじり花だと思っていたら、ネジバナというのが正式の名前の様です。以前、ここに大きなモチノキがあって中庭全体が日陰になっていたのですが、大雪で被害に遭い、伐採してしまったら中庭の日当たりが良くなり、もっとあったはずのネジバナが1本になってしまいました。この場所は建物の日陰になり、生き残ったようです。もっと増やしたいと思い、種ができるころこの1本をフリフリして種を撒いているのですが、今年も増えておらず、残念です。

たった一本ですが、きちんとねじれており、色も淡いピンクで、緑の庭に咲く可憐な乙女といった風情です。


ネジバナの写真を撮っていたら、龍の髭に花が咲いているのを見付けました。この花が碧い玉になりましたら、またご紹介したいと思います。

暑さが厳しくなり、マスクが苦しいこの頃ですが、ワクチン接種が終わったとはいえ、変異ウイルスに感染する可能性はあり、油断することはできないようです。今年こそはマスクを外してお盆に帰省していらっしゃるお檀家の皆様にお会いできると思っておりましたが、また県境を跨ぐ移動は自粛して、というアナウンスがでております。どこまで辛抱すればと、そろそろ堪忍袋の緒が切れそうですが、もう少し頑張って我慢を続けなければならないようです。

まだ夏は始まったばかり、厳しい暑さに慣れない今が一番つらいかもしれません。どうか皆様お体大切にお過ごしください。