冬囲いが外れました
WHOから新型コロナウイルスのパンデミック宣言が出され、世界中が騒然としています。
新潟県も、2月下旬の卓球スクールをクラスターとする集団感染が起こり、日々感染者数が更新され、本日で21名の方の感染が確認されています。一日も早く収束し、日々の安寧の暮らしが戻るようにと祈る日々です。
極楽寺では、先週建物の冬囲いと樹木の冬囲いを外していただきました。今年は幸いにして、冬囲いは必要のない冬でした。雪を生活の糧にしている方には申し訳ないのですが、雪に降りこめられ、雪の始末に苦労するよりはどれほど楽な冬であったかと思います。
樹木は冬囲いが外れ、伸び伸びと青空に枝を伸ばしているように感じます。桜のつぼみは、例年にない早さで膨らみ始めています。蕾が固かった水仙も、あと1日もすれば開くでしょうか。世間が騒然としているからこそ、季節は確実に春になっていることが、ことさら嬉しく感じるこの頃です。