令和7年 年頭法要
あけましておめでとうございます。
本日1月2日、令和7年最初の法要「年頭法要」が11時から行われました。
気温は低くないものの、雨が降り続き、道足の悪い年頭法要にご参詣頂き、誠に有難うございました。
今回の法要は、皆様とご一緒に声を出して、お経を読む、お十念をする、お念佛をする、と「阿弥陀様に声を出して思いをお届けする」ということを念頭に進めてまいりました。
まずは、極楽寺の住職・副住職・そして孫と3代が揃って、新年の御挨拶を申し上げ、法要に入りました。
浄土宗出版から出ております、「毎日のおつとめ」という冊子に沿いながら進めていきます。皆様、お経の文言を見つめ、脇に書いてある注釈や住職の説明を聞きながら、時に読み、時に声を出してお念仏をし、法要に参加して頂きました。
皆様からご一緒にお勤めをしていただく参加型の法要となりました。誠にありがとうございました。
法要の後は、座敷に移って簡単なお食事を召し上がっていただきました。
お弁当は、お正月らしく、塩引鮭を使った混ぜ寿司です。いり卵と胡瓜が入り、鮭の赤、卵の黄色、胡瓜の緑と色鮮やかで美味しいお寿司ができました。
お吸い物は、昆布を贅沢に使ってお出しを取り、ウズラの卵、かまぼこ、三つ葉、柚子のシンプルなものですが、毎年とても好評を頂いています。
お漬物は、白菜漬けと冬野菜のピクルス。
白菜漬けは、昨年定期市で、とても美味しい白菜を売っている農家さんを発見し、それ以来漬物を作るのが楽しくなりました。ピクルスは、ちょっと甘酸っぱい味が、鮭を使ったお寿司にとても合うし、彩もきれいで昨年からお付けすることにしました。蕪、カリフラワー、蓮根、胡瓜、人参、パプリカ、セロリが入りました。
昨年は、元日の能登半島地震で、何となく騒然とした雰囲気の中での年頭法要でした。皆様の無事を確認し、被害がない事をお伝えし、という普段とは違ったものになりました。
今年は、無事に何事もなく進めることが出来、大変有難く感じております。
この一年が穏やかでありますようにと祈ります。
冬の寒さはこれからが本番です。
風邪やインフルエンザ、新型コロナも流行しています。どなた様もお体を大切にお過ごしくださいますようお祈り申しげます。