令和6年度極楽寺護持会総会・釈迦涅槃図開眼法要・浄土宗開宗850年慶讃法要

令和6年極楽寺護持会総会が4月14日(日)に行われました。
当日は雲一つない晴天で大変有難い事でした。
高温続きで桜は一気に満開となり、濃い紅色だった花も少し薄いピンク色になっていました。仏旗がはためき総会の後の涅槃図開眼と慶讃法要を寿いでいるようです。


本堂は、浄土宗ならびに知恩院からのお祝いのお香が飾られ、何時もの法要とは違った雰囲気になりました。

初めに護持会総会を行いました。50名を越える会員の皆様がご出席下さいました。役員により議事を進行し、事務局提案通りの事業・決算の承認、そして令和6年度事業計画・予算案をご承認いただきました。

続いて、極楽寺護持会による慶讃事業である、極楽寺釈迦涅槃図の開眼法要が行われました。
三条市鹿峠秀翁寺様から涅槃図灌頂の儀式の後、特別寄付を頂戴した総代役員各位より、ご焼香を賜り無事に開眼を済ませることが出来ました。

引き続き、浄土宗開宗850年慶讃法要が行われました。初めに、この開宗850年事業として浄土宗の若い僧侶たちが、法然上人がご修行をなさった比叡山青龍寺よりリレーでつないできた法灯を極楽寺にお迎えし、本尊様ならびに両大師様へ法灯を引き継がせて頂きました。



法要が始まり、ご参加の皆様よりご焼香を頂戴しました。

浄土宗からの祝辞を、長岡法蔵寺様よりお読上げ頂き、そして皆で法然上人御遺訓「一枚起請文」を読上げ、木魚を打ち声を揃えてお念仏を致しました。



最後に、この度釈迦涅槃図修復に於いて特別寄付を頂戴した役員各位に、極楽寺住職より感謝状と記念品をお渡しいたしました。

午後3時から約2時間にわたる、総会並びに法要でしたが、青龍寺からの法灯をお迎えし、その灯りの下で行われる法要は大変荘厳なものであり、これからも法然上人の「ただ一向に念仏すべし」のお言葉にすがって日々を過ごして行きたいと感じた法要でした。
荘厳な法要の後はリラックスして懇親会です。今年も極楽寺の隣の三条ロイヤルホテルで行われました。
賑やかに楽しく、美味しい料理を頂き、普段は知らない同士も極楽寺のお檀家との安心感の中で、楽しいひとときを過ごしました。
毎年様々な災害が起こり、昨年はトルコシリアの募金を粉いましたが、今年は能登半島地震の募金を皆様から頂戴しました。年頭から集まった本堂お賽銭箱と、この度の懇親会で頂戴した寄付を合わせて、浄土宗を窓口にして日本赤十字社に寄付をさせて頂きたいと思います。ご寄付を頂きました皆様に心より御礼申し上げます。

極楽寺の行事や、護持会活動、折々の話題などをこの事務局ブログで発信してまいります。また、毎月お送りする華頂誌にも様々お知らせをいたしております。
極楽寺とお檀家の皆様をつなぐ極楽寺護持会活動を今後ともよろしくお願い申し上げます。