令和4年 お盆塔婆施餓鬼法要
本日、令和4年塔婆施餓鬼法要が行われました。
予報では、午前中は31度、午後から35度まで上がるとの事で、覚悟をして準備をしました。9時に半鐘と法鼓で開始の合図があり、住職他僧侶が入堂しました。全檀家を代表して、総代様5名様に氏名焼香を行って頂き、終わってから、一般檀家様のご焼香が行われました。住職はお申込になったすべての皆様のお名前と御精霊を1時間半にわたり読上げお盆供養を行いました。コロナ禍以前は、全ての皆様に本堂にご着席頂き、読上げの間お座りいただき、お名前を読上げご焼香を頂いておりました。コロナ禍では、長い時間に同じ場所に集まることが避けるべき事となり、お申込み順に分散してお参り頂く、時間を分けて4回の分散法要の形を取らせて頂きました。この方法で3回目になりましたので、皆様慣れて下さり、混雑することなく、お陰様で、スムーズな法要を行うことができました。皆様のご協力に感謝申し上げます。
本日の様子を写真に撮りましたので、少しご紹介いたします。
法要が始まる前に、塔婆灌頂を致しました。コロナ禍前は、塔婆を一か所に集めて、一斉に引き取りをしていただいたのですが、感染リスクの高い行動になるため、根本的に変革し、御塔婆を本堂の周りにすべてお並べし、お越しになった皆様にその近くまで取りに来ていただくようにいたしました。並べたお塔婆の灌頂を行い、一枚一枚洒水をしてお浄めして法要の最終準備が整いました。3年前から住職の孫の孝惇がその役目を担い、護持会事務局長の野水孝様が、御塔婆を裏返して番号がわかるようにお並べ致しました。
開始の合図の法鼓は長岡法藏寺様により打ち鳴らされました。
極楽寺副住職・三条秀翁寺様・長岡法藏寺様・三条極楽寺孝惇と並んで入堂し、最後に極楽寺住職が施餓鬼檀に進み法要が始まりました。
最初は、檀家総代様からの代表焼香を頂き、続いて一般檀家様のご焼香と続きました。
小さなお子様も可愛い手を合わせてお参りしています。
ご焼香の後は、御塔婆とお供物をお持ちいただき、御塔婆をお墓に建立して頂きました。
お墓には供養したばかりの御塔婆が並び、一気にお盆らしくなりました。
7月のお申し込み開始から、本堂の周りにぐるりと並べられていた御塔婆も、皆様の手でお墓に建立頂き、ご先祖様をお迎えする準備ができました。本堂は1か月ぶりにお塔婆のない姿となりました。極楽寺も、明日からお盆の飾りつけに入ります。13日は午後から雨の予報が出ております。台風の進路も気になるところです。暑さとコロナ感染拡大で厳しい夏となっておりますが、皆様ご無事でご先祖様から続くこのお盆をお過ごしいただきたいと存じます。