令和2年春彼岸
新型コロナウイルス感染が全世界に広がり、日本でも様々なイベントや集まりが自粛されたお彼岸の三連休でした。
令和2年の春彼岸法要は、極楽寺でも異例づくめのものになりました。一般の皆様のお参りを大変残念ながらお断りし、ご希望のご家庭の年忌法要の付回向のみを行わせていただきました。
感染防止のために、入り口にアルコール消毒液を設置しました。また、参加者全員の体温チェックも行わせていただきました。皆様危機感を持ってご参加下さり、読経を担当する極楽寺の住職・副住職など僧侶以外は全員マスク着用で臨みました。
法要は10時から始まり、それぞれのご家庭の年忌法要を順番に行い、ご焼香を頂きました。いつもは外陣で行う焼香を、今回は特別に釈迦涅槃図をお飾りした事もあり、全員内陣でご焼香を頂きました。小さなお子様も一緒に可愛い掌を合わせてお参りする姿は、大変微笑ましいものでした。このお子様方が平和で何も心配なく過ごせる日常が一日でも早く訪れるようにと願った春彼岸のお中日でした。