令和三年 謹賀新年
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。
憂いの多かった令和二年が終わり、新しい年が始まりました。新潟の元旦は厳冬大雪で明けました。気象衛星とスーパーコンピューターのお蔭で、何時にどのくらい雪が降るか、正確な予報を出してくれます。大雪警報も出て朝は覚悟をして起床いたしました。朝5時の光景です。大粒の雪が降りどのくらい積もるのかと心配になるほどでした。
幸い日中はあまり大降りをせず安心いたしました。お地蔵様に積もった雪は、まるで雪のマフラーを巻いて帽子をかぶっているようです。
冬囲いの作業のお蔭で、樹木も雪から守られています。
参道と駐車場が見えているのは、消雪パイプで雪が消えているのと、早朝から雪かきをして年始のお客様の足元が悪くならないようにと作業をしていただいたおかげです。
悪天候でお年始のお客様お少ないだろうと思っておりましたが、例年と同様にお越しいただき、本尊様にお手を合わせて頂きました。例年は、座敷にお通ししてお茶を召し上がっていただきますが、今年は密になるのを避けるため、本堂の内陣横にお年始をお受けする場所を設けました。マスクをして、帽子を被って来られる方が多く、御挨拶の前に「どなた様ですか」とお聞きするのも、このコロナ禍になってからの日常になりました。一日も早く、マスクなしでご挨拶できる日が来ることを願っています。
明日は、午前11時より年頭法要が行われます。感染防止のため、椅子に間隔を空けてお座りいただきます。ご不自由をお掛けしますが、よろしくお願い申し上げます。法要は約30分ほどで終わります。例年は、座敷に移動して、精進寿司とお吸い物・お漬物のお斎を召し上がっていただきますが、今年は、残念ながらお食事を召し上がってただける状況ではありませんので、お寿司をお持ち帰りいただきます。明日も悪天候が予想されますが、大勢の皆様のご参詣をお待ちしております。