三条まつり
本日、2019年以来の三条まつりが無事行われています。
5月14日の宵宮から本日の大名行列、そして午後5時からの八幡宮舞い込み迄行事が続いています。昨夜から雨が降ったりやんだりしており、メインイベントの大名行列が無事行われるか、天気予報を何度も見ながら関係者はやきもきしたのではないでしょうか。直前の予報は雨でしたが、行列が行われる午後には晴れて、奇跡のようなお天気になりました。無事に盛大に行われ市民としては嬉しい事でした。伝統行事が軒並み中止となって3年、感染者は出ていますが、規制がなくなりやはり気持ちの上でも祭りを楽しめるという状況になり、街がウキウキしている雰囲気です。
祭り行列を待つ、小さな子どもたち。装束が粋ですね。
幼稚園児も陣取り行列を待ちます。
先導は奴さん。品物を担いだり、所々でやりを投げたりして拍手が沸き起こります。
天狗様の前に、神輿や八幡様の宝物が通ります。
八幡宮の藤崎宮司様も一休み。
いよいよ行列の主役の天狗様。一本足の高下駄を履いて進みますので、お疲れになり、何か所かで休憩や、天狗様の交代が行われます。
天狗様の交代です。
装束の色でわかります。緑の装束から赤の装束の天狗様にバトンタッチ。
天狗様に高下駄を履いていただくため椅子が用意されていました。
交代でお休み頂く天狗様に小さな子どもたちが頭をなでてもらっていました。
綺麗なお着物を着たお嬢さんもこの後天狗様の前で頭をなでてもらいました。無事に元気で過ごせるようにとの願いがきっと届きますね。
こうやって一つひとつの行事が行われ、パンデミックがようやく終わったのだと実感いたしました。ウイルスが存在しなくなったわけではないので油断はできませんが、取り戻した日常が穏やかに続きますようにと願う一日になりました。