ネジバナ
梅雨末期の激しい雨が続き、梅雨明けが待ち遠しいこの頃です。梅雨明けすれば猛暑がやってくるのは分かっていますが、ジメジメべたべたする日々もそろそろ飽き飽きしています。九州や山陰、北陸各地で豪雨災害が起き、三条市も19年前の今日、「7.13水害」という大災害に見舞われました。あっという間の19年でした。豪雨災害のニュースを見るたびに、あの時のことを思い出します。予報が正確になってきて、線状降水帯の発生も早めに察知できるようになりました。人的被害は少なくなっているかもしれませんが、土砂崩れで押しつぶされて家屋を見ると、その被害の重さに胸が苦しくなります。今晩からまた雨が激しくなるという予報がでていますが、これ以上災害が起きませんようにと祈るばかりです。
極楽寺では、梅雨の間綺麗に咲いてくれていた紫陽花の花が枯れている部分が目立ちましたので、日が陰っているタイミングを見て刈り取りました。
2週間ほど前の様子です。
昨日、枯れた花を切り取り、さっぱりしています。少し蕾もありましたので、全部取らずに残しました。
石翠園さんが、冬囲いの際に剪定をしてくれてから、大きな花が咲くようになりました。あまりに大輪で花が重くなり枝が地面にくっつきそうになっていましたが、花を刈り取ったことでしゃんとするようになりました。
花が大きいので、30ℓのゴミ袋に5つになりました。こうやって手入れをしておけば、また来年美しいはなをさかせてくれると思います。
極楽寺の花は、紫陽花から次は百日紅ですが、今年はうどん粉病が発生し、植木屋さんに殺菌剤を散布してもらいました。何とか生き返るといいのですが、無事にきれいな花を付けてくれるようにと毎日眺めています。咲きましたらまたご紹介したいと思います。
紫陽花の刈り取りをしていて、境内を歩き回っていたら、ネジバナを見つけました。場所は永代供養墓の後ろです。日陰が好きなのか、ひっそりと咲いています。いつも、中庭の一本だけ咲いているネジバナを愛でていましたが、こんなにたくさん(といっても5~6本ですが)咲いているのを発見して、嬉しくなりました。雑草やススキに負けず健気に咲いているネジバナ、可憐で美しいですね。増えるといいのですが。
今晩からの雨が上がると、梅雨明けになるでしょうか。気温が高くなりそれはそれで、厳しいものがあります。暑さに負けず、お盆行事を乗り切りたいと思います。