キノコ

昨日、秋のお彼岸に入りました。お中日の22日を真ん中に前後3日。昨日から1週間がお彼岸の期間になります。あの世である彼岸とこの世である此岸が一番近い日がお彼岸と聞きました。亡くなった方を想う1週間が始まりました。

極楽寺では、お中日の22日に、秋季彼岸会法要を行います。今年は、感染予防対策のため、第一部付回向法要を9時半から、第二部一般参加の秋彼岸会法要を11時から分散して行います。大勢の皆様のご参詣をお待ちしております。

さて、今日住職がカメラを持ってこい、と呼びます。法要の準備で忙しいのにと、内心ぶつぶつ言いながら外へ出ました。参道にいらっしゃる阿弥陀様の足元に巨大なキノコが生えておりました。昨日ニュースであちこちで突然キノコが大発生しているという事を聞いたばかりでしたので、こんな街の中の何も栄養素がなさそうなところに生えていることにびっくりしました。

お盆やお彼岸にいつもと違う事があると、あぁ、ご先祖様がお越しになっているのかなぁ、その印かな、なんて考えます。寺の義母が無くなった後、クロイトトンボが飛んでいると、住職と「お母さんが遊びに来ているね」と話しています。

このキノコも、お彼岸の入りと同時に出現していますから、きっとご先祖様がいらっしゃっているのかもしれません。キノコが生えるくらいですから、ぐんと涼しくなり過ごしやすくなりました。季節の変わり目ですから、どなた様もお体を大切にお過ごしください。