お盆花片づけ

盂蘭盆お墓参りの13日は雨模様でしたが、何とか夜8時までは大降りにはなりませんでした。大雨の天気予報が出ておりましたので、お墓参りの出足は早く、土砂降りの雨の前には皆様ご先祖様をお迎えにいらっしゃいました。雨の中で静かになったお墓を見て、ご先祖様は一年ぶりにご自宅に帰って懐かしい顔や声を聞いているかしら、などと思っておりました。

お盆に雨が多いと大変なのがお花やお供物を片付ける15日夕方からの作業です。さほど気温も高くなかったせいか、お花はまだ枯れずに綺麗に立っています。そして雨をもらった御供物のお団子やナスはドロドロになっており、ナメクジもたくさん出現していました。極楽寺寺方が夕方5時半にまず本堂で読経し、その後墓地を回ります。お経が上がった後から片付け隊が、お花の人、蝋燭線香の人と役割分担をしながら片付けて行きます。45ℓのゴミ袋に詰めて行き、運搬係が集めて行きます。


蝋燭や線香は別に集めます。ガラス瓶を花立に使わないようお願いしていますが、皆様ペットボトルや牛乳パックを利用して下さり、大変有難いと思っております。引き続きご協力をお願い申し上げます。


袋がまとまったら運搬係が集積所へ移動させます。

今年のお盆は、新型コロナの感染者数はぐんぐん増えていましたが、行動制限がなかったせいか、お参りの方も多く、またお花や供物もたくさんお供えされていたようです。雨をもらい、かさも重さも増え、昨年よりずっと袋の数は多くなっていました。
皆で作業し、翌日にはのんびりなさったご先祖様がお戻りになる墓地が1時間ほどですっかりきれいになりました。綺麗になった墓地で来年まで静かに皆様を見守って下さると思います。

様々なお願いをしたお盆も無事終わりました。皆様のご理解ご協力に深く感謝申し上げます。