あけましておめでとうございます。
令和6年があけました。本年も宜しくお願い申し上げます。
1月1日、お年始のお客様が一段落して、翌日の年頭法要の準備が終わりホッとしているところに、大地震が起きました。
緊急地震速報が何度も流れ、大きな揺れと、ガタガタというあちこちがぶつかったり揺れている音が続きました。
テレビで見る映像に、驚き、何度も続く大きな揺れに、皆でしゃがみ、避難路を確保し、家族互いに励まし合いました。
能登半島を中心とする石川県の被害は甚大でした。
極楽寺は幸い、漆喰の壁の隅っこが剥がれ落ちたり、御供物のリンゴが転がり落ちたりする程度で、今後大工さんにチェックして頂きますが、お陰様で大きな被害はありませんでした。
ご心配頂いた皆様、大変有難うございました。
翌日の年頭法要をどうしようかと思いましたが、三条市では大きな被害が出ていない事もわかり、予定通り行う事に致しました。
2日は晴天で時々揺れる事さえなければ、こんな穏やかな新年はないというお天気でした。
11時の法要には30名を越える皆様がご参加くださいました。
この日は4年ぶりに、お寿司とお吸い物の簡単なお斎を準備いたしました。ご都合で帰宅された方もあり、お席には22名の方がおつきになりました。
一堂に会しお念仏を申し、そしてお斎を賑やかに召し上がって頂ける日が戻ってきたことを、感謝した一日でした。
お斎は、塩引鮭の混ぜ寿司、お吸い物、漬物と簡単なものばかりですが、お正月らしい彩になりました。働き方改革の影響か、業者にお寿司を配達して頂くことが出来ず、極楽寺ですべて手作りしたものです。
皆様から美味しいとのお言葉を頂き、何度も試作し、頑張って準備をした苦労も吹き飛びました。
新年からお集まりいただきご参加下さった皆様、誠に有難うございました。
新年早々の大災害や大事故で心が痛む日々です。
被災地に一日も早く援助の手が届き、被災者の皆様が少しでも前を向くことができるようにと祈ります。