墓地除草剤散布
春になり気温が上がるにつれて元気を出すのが、雑草です。昭和天皇も、牧野富太郎博士も「雑草という草はないのだ」とおっしゃいますが、毎日草と格闘する身としては、雑草と言わせて頂きたいなぁ、と思いながら墓地を見ています。
4月20日に、極楽寺の樹木を管理して頂いている石翠園さんが除草剤を散布してくれました。少しずつ枯れて行き、ようやく茶色い枯れ草のようになりました。立ったまま枯れているのはあまり見場の良いものではないので、毎朝40分ほど、除草機「ブルブル」を片手に草を集めています。毎日少しずつ作業をすれば綺麗になるものだなぁ、と自画自賛しながらお天気が良い朝は頑張ってブルブルとやっています。
ところが、墓地を一巡りして戻ってみると、もう枯れた草の下から、緑の芽が出ているではありませんか。まだ散布して20日です。ため息が出てしまいました。雑草は生命力があるのだなぁと。
遠目には枯れて見える墓地の草です。
よく見ると根元から新しい緑の葉っぱが出ています。
枯れているように見えるところの草も、ブルブルで引き抜いておくと、次に草が生えるのが少し遅くなるかしら、などと期待しながら晴れた日は作業をしています。
お墓参りの際、もし目立っているところがありましたら、ちょっと抜いていただけると有難く存じます。
これが3月にご紹介した新鋭除草機です。住職が「ブルブル」と命名しました。草の根元をブルブル振動させて草を引き抜きます。現在極楽寺で大活躍しています。(草引き機と言った方が近いですね)
最初はこんなにきれいでしたが、2か月大活躍して、かなりくたびれてきました。草取りの大切な相棒です。