霜月
今年もあと二か月となりました。三条では、11月のこの時期、真宗大谷派三条別院(別名東別院)で恒例の「お取り越し」が行われます。この頃になると、天気が荒れて冬型の気候になるので、「お取り越し荒れ」などと言います。 今日から、極楽寺のある寺町界隈はお取り越しでにぎやかです。別院前の通りは、露店が出て、賑やかになりますが、だんだん出店数も少なくなり、少々寂しい感じです。新潟の露店と言えば「ポッポ焼き」です。小麦粉を水で溶かし黒糖で味付けした素朴なお菓子です。三条まつりとこのお取り越しでポッポ焼きを買って食べるのが子どもの頃から楽しみでした。
極楽寺の境内は、だんだん秋が深まり、ようやく石蕗(つわぶき)の花が咲き始めました。また、山茶花が咲き、隣の唐楓が赤く色づき始めました。
気温もぐんと下がり、最低気温が10度を切り、いよいよ冬が近づいた気がいたします。皆様風邪など引きませんように、暖かくしてお過ごしください。