大寒波の出口

今シーズンの冬は、12月の入り口から厳しい寒さでした。1月下旬にいったん寒さが緩み、短期予報で2月・3月の高温情報が出ましたが、そのたすぐ後に、強烈な寒波が襲来するとの情報がでました。2月の立春から、ずっと寒い、ずっと雪、そんな日々が3週間続いています。ようやく、その大寒波も今日で終わりのようです。
時々このブログに登場する、住職の古くからの知り合いで津南にお住いの方がいらっしゃいます。積雪が3メートルを越えた頃から心配していましたが、雪かきで忙しいだろうから電話もできませんでした。積雪量がトップに来た頃、お見舞いの品をお送りしたら、電話が来ました。「イヤー、大変です」と。1~2メートルは苦も無く乗り越えている地域の皆さんが、音を上げています。三条で文句を言っていたら、津南や魚沼の人たちに笑われますね。私たちが東京の積雪5センチを笑うような感じでしょうか。
そんな毎日でしたが、どうやらしつこく続いた大寒波も、本日で終わり、明日から気温が上がるようです。もちろん気温が上がれば上がったで、積雪の多い地域は雪崩や、雪解け水による水害など心配はありますが、朝外へ出たら30センチ積もっていた、という現実からは離れられると思うと、肩の重みが取れたような気がします。
この最後の寒波(になってほしい)の22日と本日24日の写真を紹介します。

激しく降る雪の中でも、住職が餌やりをしている雀たちが来ています。阿弥陀様やお墓の上で、餌場の安全確認して固まって待機しています。人がいなくなると餌場に降ります。


昨日も少し降りましたが、積雪が増える程ではありませんでした。毎日降っては消え、降っては消えの繰り返しで、見た感じ積雪量は雪かきなどの作業をしていない墓地で30センチくらいでしょうか。
24日、今朝5時半の住職のお勤めの時、外へ出てみました。阿弥陀様の上に、三日月が見えます。今日は晴れる、そんな朝の空です。

夜明けの時間が早くなり、お勤めの時間になると少しずつ空が明るくなっています。

6時を過ぎたら空の色が明るくなりました。


雀たちは、電線で待機中。

明日からの週間予報を見ると、気温が上がり、このところお目にかかれなかった最高気温13度という嬉しい気温が3月1日に来るようです。最低気温もマイナス標記がなくなり寒い寒い日々から少し抜け出せそうです。
ようやく春になるのでしょうか。まだまだ油断はできませんが、縮こまった心と身体が少しほぐれるような気持ちです。
皆様、どうかお元気でお過ごしください。