令和六年地蔵尊祭礼(地蔵様まつり)ご報告

梅雨入りが遅れていた北陸地方が梅雨入りを致しました。
お地蔵様祭りに雨にならなければいいがと願っておりましたが、6月に23日の祭礼当日に梅雨入りとなり、朝から本降りの雨になりました。
例年極楽寺参道脇にいらっしゃる大きな地蔵尊を綺麗にお飾りして、賑やかな祭礼になるのですが、今年の雨ではそれは叶わない事と、本堂入口御拝に場所を移しての法要となりました。
写真からも雨粒が大きく見えます。皆様お参りに来て下さるかしら、と心配するほどの雨でした。

それでも、午前10時に近づくにつれ、少しずつお越しになり、足元の悪い所本当に有難い事と思いました。
最初は、お申込の経木にお浄めの洒水をします。高校生になった住職の孫の孝惇がいつもこのお役目を果たしてくています。

10時には住職が阿弥陀様に向かい御挨拶の読経を始めます。皆様木魚を打ってお念仏をしながらお迎えしました。


続いて、御拝入り口の地蔵尊祭礼の祭壇に進み、参道の地蔵尊を遥拝しての御祈願を行いました。


ご参加の皆様からも、遥拝でのご焼香を頂きました。

10時20分には祈願と読経が終わりました。お申込のお守り札をお受取り頂き、今年一年の健康と無事を祈る法要が終わりました。

極楽寺の地蔵尊祭礼は唯一屋外での祭礼なのでお天気を心配しての法要です。今年はお地蔵様はちょっと寂しそうでしたが、来年はまた賑やかにお飾りして開催できることを願っています。
ご参加下さった皆様、大変有難うございました。