春の雪再び

明日が彼岸明けの今朝、また雪が降り融雪ポンプが作動し、境内やあちこちの消雪パイプから水がでています。
東北電力との契約で、この融雪ポンプの動力は3月15日で切ることになっています。それ以降は割高の普通料金がかかるため、さぁ、いくらの請求が来るか、ドキドキです。

仏様も、御供えされているお花も雪化粧です。

お彼岸中日にたくさんお供えされたお墓の花も、雪をかぶってしまいました。朝のお念仏の時間に墓地を見た住職が「こんな春彼岸の風景はあまり見たことないなぁ」とつぶやいていました。


昨年から住職が遊びに来る雀に餌をやっています。日の出とともに餌を撒くのですが、雪で他の場所に餌がない為か、たくさんの雀たちが来ていました。
参道脇の黒松の下に餌を撒くのですが、人がいると逃げて、この金木犀や桜の枝で人影がなくなるまで待っています。金木犀の上で雀の渋滞が起こっています。

観音様の頭で一羽の雀が人がいなくなるのを待っています。この観音様は極楽寺のお墓です。ご先祖様はどう思っておいででしょうね。驚いているか、来い来いと喜んでくれているか、どうでしょうね。

今週いっぱい気温が低い予報ですので、今年の春彼岸は入りから明けまで寒いままという事になります。日曜日の24日からは気温が上がるようですから、「暑さ寒さも彼岸まで」の諺どおりになったようです。
春らしい気候迄もう少しの辛抱です。どうぞ皆様体調を崩さぬよう、暖かくしてお過ごしください。