令和6年春季彼岸会法要

3月20日本日、令和6年極楽寺春季彼岸会法要が行われました。
「暑さ寒さも彼岸まで」という諺がありますが、今年の三条はまだまだ寒く、天気予報の雪マークが並び、真冬並みの寒さでした。
第一部付回向法要は、午前9時半から行われました。40名近くの方がご参加になり、各家年忌の合法法要を行いました。
本尊様の前には、年忌の塔婆がならび、御供物を御供えし賑やかな法要になりました。

住職と孫の孝惇が年忌法要を勤め、それぞれのご回向を行い、皆さまからご焼香を頂きました。小さなお子さんも一緒に手を合わせます。

ご焼香を
最後に、ご参列の皆様と一緒にお念仏をお唱えして付回向法要が終わりました。年忌塔婆をお墓に建立しお墓参りをしてご帰宅となりました。幸いお墓参りの頃には少し薄日も差してきました。

一部が終わり、10時半から2部にお申込の経木灌頂が始まりました。
お申込の番号順位経木を並べ、皆様をお迎えします。

経木灌頂は、お申込の経木にお浄めの洒水をしていきます。

11時から第2部法要が始まりました。皆様ご着席頂いて導師である住職をお迎えします。

今日は、準備した椅子が足りなくなるほど、大勢の皆様からご参列頂きました。正面と南側の両方に70人分の座席をご用意しましたが、一杯になりました。雪の予報でしたので、出足が悪いかと思いましたが、有難い事に皆様開始にはご着席頂き、ご焼香の頃には本堂がいっぱいになりました。

ご焼香は総代役員に続き、お越しになった順番に皆様からご焼香を頂きました。


ご焼香が終わった方から、ご帰宅頂きます。お弁当の引換も寒いので本堂で行いました。
1部2部合わせて93個のお弁当の御希望を頂きました。昨年の秋彼岸が猛暑のためにお弁当を取りやめましたから、1年ぶりの精進弁当です。大変ご好評をいただき、今年も締め切らせて頂きました。
数が多く、作るのは大変ですが、喜んでいただけるのを張り合いに、これからも頑張って作っていこうと思います。


今年は、新メニューとして、「岩石たまご」を加えました。

卵を茹でて、砂糖と塩で味付けし、片栗粉を入れて蒸しあげたものです。
色鮮やかで春らしいお弁当になりました。

昨日は午前8時から、本日は午前7時から作業をして配布に間に合わせます。



今回は、仏様やお手伝いの皆様の分も含めて、お弁当を110個つくりあげました。お持ち帰りいただくお弁当ですから、味を少し濃い目にしてメリハリのある味付けになっています。
今回締め切らせて頂いたわけですが、これ以上の量になると極楽寺の設備では難しいので、これが精一杯かなと感じています。お断りした皆様には申し訳なかったのですが、ご理解を頂きたいと存じます。
今年の春彼岸は本当に寒く、今週いっぱいは気温の低い状態が続くようです。
来週になると、10度以上の日も出てくるようで、過ごしやすくなるかと思います。季節外れの寒さになっていますが、どうかお風邪など引かぬよう、お元気でお過ごしください。