白鳥
毎年冬の間、何度か白鳥の話題をお知らせしています。
新潟県はロシアに近いせいか、白鳥の越冬地として有名な場所がたくさんあります。瓢湖、佐潟は有名ですが、三条市にもたくさんの白鳥が越冬する場所があります。
三条市を流れる五十嵐川上流の、下田地区森町に餌付けや観察ができる、「白鳥の郷公園」があります。
新潟県の公式から写真をお借りしました。
沢山の白鳥がいます。瓢湖や佐潟は湖や沼地ですが、ここは五十嵐川とその河原ですから、民家や道路とても距離が近いですね。
観察もできるようです。
ここで越冬している白鳥が、日が上るとあちこちの田んぼに餌を取りに舞い降りてきます。
今年は雪は降るものの、基本的には暖冬なので根雪として積もる事はほとんどありません。12月に降った際も、1月8日に降った雪も、その後雨が降りすぐに溶けてしまいます。田んぼの雪も積もりっぱなしという事はほとんどなく、雪が溶けて白鳥が落穂や草を探すのに好都合になるわけです。
この写真は、1月19日午前中に三条市柳沢で撮ったものです。白鳥の郷公園から車で30分程でしょうか。白鳥ならひとっ飛びでしょう。毎年写真を撮っている場所です。車の中から撮りました。人が近づくと警戒して飛び立ちますが、車を停めている分には全く動じず餌を食べています。
今回はちょうど餌を食べに到着したところだったのか、クワークワーと大きな鳴き声でどんどん降りてきます。何とか飛んでいる場面を写真に収めることが出来ました。
この白鳥も、3月になるとまたロシアに帰ります。晴れた日の早朝に、真っ青な空の高い所から、クワークワーと声が聞こえ見上げると、V字で編隊を組みロシアに向かう白鳥の群れを見ることが出来ます。
明日から新潟や北陸地方はこの冬一番の大雪の予報が出ました。また白一色の景色になりそうです。
立春迄あとわずか、感染症も相変わらず蔓延しております。どなた様もお体大切に、暖かくしてお過ごしください。