令和6年 極楽寺年頭法要 動画でご紹介
令和6年1月2日 極楽寺最初の年頭法要が行われました。
元旦の能登半島地震の映像が刻々とテレビから流れ、また時々緊急地震速報が流れましたが、三条は穏やかに晴れ、同じ北陸にありながら、無事でいることを大変有難く思い、年頭法要に臨みました。
内陣に入ってすぐ住職が蝋燭の火を消し、安全を確保して法要を始めました。
大勢の皆様からお越しいただき、ご一緒にお念仏が出来た事、誠に有難く心より御礼申し上げます。
今年も様々な行事が予定されておりますが、大勢の皆様のご参詣、ご参加をお待ち申しております。
本年も宜しくお願い申し上げます。
今なお被害全体像が明らかになっておりません。それだけ甚大で、調査も入れないという事です。新潟県は災害が多い県だと思います。覚えているだけでも、地震なら新潟地震、中越地震、中越沖地震、また何年かに一度は来る大洪水、三条市でも7.13水害では人的被害も含めて大変な経験を致しました。豪雪はもう地域の特性と諦めていますが、津南や妙高など市街地で4メートルを越える積雪を見ることなど、もし関東や関西なら前代未聞の大災害でしょう。そんな過酷な自然と対峙しても、過酷である反面、豊かな自然の恩恵を受けて、災害は多いけれどいい所だよ、と思っています。
能登半島は今地震の活動期に入っているように感じます。少しずつ人口減少を見ながらも、今なお多くの方が住み続けています。きっと自然豊かで美しい場所なのだと思います。その地をこれだけの災害が襲いました。被害が集中している半島の北の地にまで、一刻も早く救援の手が差し伸べられることを願ってやみません。
被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。