穏やかな年末

令和5年もあと二日になりました。予報通りに穏やかな年の暮れを迎えています。
雨も雪も風もなく、新潟の師走には珍しく青空が広がっています。
明日と元日が雨模様のようですが、気温があまり下がりませんので、雪にはならないと思います。それだけでも有難い年の瀬です。
極楽寺では、12月に入り年末年始の様々な準備を進めてきました。
昨日には、本尊様はじめ観音様、位牌堂、両大師様に松、千両、ゆずり葉をお飾り致しました。
全てが値上がりしている昨今、生花の上がり方も大変なもので、千両などは動かすたびにぽろぽろと赤い実がこぼれますが、ひと玉いくらだろう、などとつい思ってしまいます。

本尊様には、特別大きな松を活けました。切るときは花バサミでは難しく、住職が丸ノコで長さを揃えてくれました。松と千両が色鮮やかでゆずり葉が足元を引き締めています。
お鏡餅、お供え餅などの準備が出来ましたので、本日お供えしました。

位牌堂や観音様にも松飾りや鏡餅を御供えしました。

極楽寺本年最後の行事である、年末法要は明日午後3時から行います。
今年一年、年忌の当たった御霊位を一霊ずつ住職が読上げてご供養いたします。
年末のひとときを阿弥陀様に向かって静かに過ごすのも、とても心安らぐ時間です。
皆様のお参りをお待ち申し上げております。