金木犀

猛暑続きの夏がようやく終わり、秋が深まってきました。体育の日の三連休は気温が低く、慌てて本堂のストーブをつけましたが、昨日からお天気が安定して、最高気温は20度くらいになり、過ごしやすくなっています。ただ、最低気温が10度まで下がり、寝具を大慌てで冬仕様にしています。
今朝外に出てみると、参道脇の金木犀のつぼみがようやく色づいてきました。例年はお彼岸頃に蕾が膨らみ出し、10月になるといい香りで開花を教えてくれていました。今年の夏が異常な暑さだったため、樹木のサイクルも少し狂っているようです。
まだ、花が開いてはいませんが、何日かお天気が続くようなので今週末までには香り出すと思います。

萩も花が少し残り、金木犀の開花を待っています。

夏の日照りで枯れてしまったツワブキがどうなったか見てみました。大部分の葉っぱは枯れてしまいましたが、新しい葉が出ていました。花が咲くかどうかわかりませんが、なんとか根は残ってくれたとホッとしました。


ツワブキの写真を撮っていたら、なんだかかわいい丸いものが写っています。何かの実だろうかと近づくと、キノコでした。この場所に、こんなキノコが生えるのは初めてだと思います。暑さが厳しかったから、こんなキノコが生えてきたのでしょうか。


1つ抜いてみましたが、根は深くなく、ポロリと取れました。匂いもあまりしなくて、害はなさそうですが、食べるのはやめときましょう。
可愛い小人さんが遊びに来たかしら、と穏やかな秋の日にちょっと楽しくなりました。