第二十回護持会総会

令和5年4月16日(日) 第二十回護持会総会が行われました。

令和2年に新型コロナウイルス感染症のパンデミックが起こり、全ての活動が停止し、その後3年に渡り対面での総会を行うことが出来ませんでした。政府から様々な規制が緩和され、まだ躊躇する部分もありますが、このまま何も行わないという事が続けば、以降も難しくなるとの役員会の判断で実施を決め、昨日実施の運びとなりました。

日曜日の午後からが一番集まりやすいという事で、午後4時から極楽寺本堂で総会を行い、その後会場を三条ロイヤルホテルに移動して懇親会を開催いたしました。

総会に先立ち、浄土宗開宗850年記念事業として、極楽寺に明治24年からある釈迦涅槃図を修復を行いたいという事で、役員様のご焼香を頂き、藤田住職と副住職による開眼戻しを行いました。



この釈迦涅槃図は、毎年3月15日の涅槃会にお飾りし、そのまま春彼岸会法要まで皆様からお参り頂いているものです。この度の総会にて、皆様からご賛同を頂き、約10か月かけての修復が決まりました。詳細につきましては、護持会総会資料にてご説明させております。ご欠席の方には、資料を明日発送いたしますので、お手許に届きましたらご覧いただきたいと存じます。
開眼戻しが終わり、住職・副住職は場所を移し、御本尊前での読経に代わりました。皆様とご一緒にお念仏が出来た事、無事コロナ禍を乗り越えることが出来た事、大変有難い事と、大きな声でお念仏をお唱えさせていただきました。

読経の後、星野寿市会長が議長となり総会が始まりました。最初に物故会員に黙とうを捧げ、続いて議事に入りました。
令和4年度事業報告、決算報告を事務局よりご説明し、会計監査に移り、皆様からご承認を頂きました。
続いて、令和5年度事業計画と予算案をご説明し、また、開宗850年記念事業について涅槃図を見ながら事務局よりご説明いたしました。
全ての議題にご承認いただき、無事令和5年度が開始する事となりました。
対面式で様々な事業や予算をご説明しご理解いただく事ができ、誠に有難い事と存じます。ご参加いただいた役員各位、そして会員の皆様に心より御礼申し上げます。

総会が無事終わり、会場を三条ロイヤルホテルに移して懇親会となりました。久しぶりの開催で、少し戸惑い気味であった皆様も、だんだん笑顔になり、3年のブランクを取り戻すような和やかな懇親会となりました。
星野会長が乾杯の挨拶を行い、賑やかに開始です。

副住職一家が皆様に飲み物をサービスしながらの御挨拶です。


極楽寺の檀家である、という共通点しかない、年齢も職業も住まいもバラバラの皆様が、お檀家であるという安心感で、話が弾んでいきます。

最後は、ご参加の皆様のご健康と極楽寺及び極楽寺護持会の発展を祈念して三本締めを盛大に行い、総会を懇親会を無事に終わることが出来ました。

4年ぶりの開催で、皆様がご参加下さるのか心配致しましたが、大勢のご参加をいただき有意義な護持会総会になったと思います。
今年度は、お地蔵様祭りの際の音楽会も開催を目指しております。コロナ禍以前のままではなく、より良い護持会運営が出来るよう心掛けてまいります。
皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。