謹賀新年
皆様 あけましておめでとうございます。 本年も宜しくお願い申し上げます。
令和5年は穏やかに明けました。予報では年末年始は寒波到来と言われておりましたが、元旦も、本日も積雪のない、寒いけれどこれは穏やかな範疇だろうというお天気です。テレビで見る箱根駅伝では青空を見ることができ、きっと関東ではこれが穏やかなお天気というものだと思います。しかし、新潟では、道に雪がなく、普通に車で通行できればもうそれで充分という気持ちになります。空は灰色、時々霰や雪が降っても、積もるほどでないなら「穏やかな正月」になります。
本日は極楽寺最初の法要「年頭法要」が行われました。大勢の皆様が寒い中お越しくださいました。誠に有難うございました。住職、副住職、孫と3代が揃って皆様に御挨拶し、読経を勤めさせていただきました。そして、ご一緒にお念仏出来た事、コロナ禍にあっては中々難しい事でしたが、声を揃えて「南無阿弥陀仏」とお唱え出来た事は、誠に有難い事と存じます。
法要の様子を写真でご紹介します。
本尊様には松と千両、ゆずり葉が飾られ、鏡餅、のし餅を御供えいたしました。
極楽寺三世代で、皆様に御挨拶です。孫がいつの間にか一番大きくなりました。
皆様にご焼香いただき、そしてご一緒にお念仏を致しました。
三人が一緒に読経しております。
例年お寿司をお土産にお持ちいただきましたが、寿司店の営業が1月4日からとなり、今回は極楽寺特製「栗おこわ」を朝から蒸してお持ち帰りいただくよう、ご準備いたしました。
また、年頭法要にご参加下さった皆様に、知恩院のお茶(ペットボトル)と小さなお菓子、そしてお供え餅も一緒にお持ち帰りいただきました。
毎年恒例の行事ですが、社会情勢が大きく変化し、座敷に上がってお斎を召し上がって頂けない、マスクを外してお茶を差し上げられない、法要も僧侶はマスクをしたままと、いろいろ変わってまいりました。お寿司をどうするかと考えたとき、おこわでもいいんじゃないか、お茶がだめなら、ペットボトルを持って行っていただこう。お菓子も小さな包みに入れればお持ち帰りいただける、といろいろ工夫しております。
先が読めない事がコロナ禍の特徴です。加えてロシアのウクライナ侵攻は全くどうなるか不明で、彼の地の事を思うと心が痛みます。
そんな中、今年が穏やかな日々であれと祈る年頭法要が、大勢のご参加で無事に行われました事、誠に有難い事と存じます。
今年も様々な行事が予定されておりますが、その都度皆様にご説明して、ご安心してご参加頂ける様に努めさせて頂きます。何卒宜しくお願い申し上げます。
2日も夕方になり、穏やかだと思った天気も、雪が降り始め、明日には積もるような勢いです。寒さもまだまだこれからが本番です。どうかお風邪など引きませんよう、お元気でお過ごしください。