令和4年大晦日
令和4年の大晦日を迎えました。
12月18日から寒波が来て、新潟地方は大雪に見舞われました。1月中旬を過ぎていたならこの程度の雪では驚かないのですが、冬に入って初めての雪が短時間でドカ雪となったため、除雪などの対応が追い付かなかったというのが正直なところかと思います。その後10日間ほど運送関係が混乱し、クリスマスや年末年始の最も荷物が動く時期にSTOPするという大混乱になりました。
幸い、その後の雨で雪が消え、三条市街地ではほとんど雪は見られません。雪を消してくれるのに一番有難いのは、お日様ではなく、雨です。雨が降ると一気に雪が消えていきます。しかし、本日鶴岡市であった土砂災害のように、雪が降りその上に雨が降ると地盤が一気に緩み、災害を引き起こすこともあります。雪どけ時期には北国によくみられる災害ですが、12月という早い時期に起こるのは珍しい事です。まだ気温が下がり切っていない時期に大雪となり、その上普通に雨が降ったものですから、このような災害になったのだろうと感じています。雪が降ればその始末に苦労し、消えたといっては喜んでばかりはいられない。雪国とはつらいものだと、このような災害を見ると感じます。
今朝の極楽寺です。10日前の大雪が信じられない普通の光景です。また年明けには寒さが強まるようですので、雪になると思います。
本堂や、寺の中では松や千両が活けられ、お正月らしい雰囲気になりました。
本日は、午後3時から年末法要を行い、今年一年年忌の当たった霊位の御供養を行い、お参り納めとなります。
大晦日でご多忙とは存じますが、お時間のある方は是非お参りください、阿弥陀様の前で静かな気持ちで今年を振り返ってみてはいかがでしょうか。
今年一年、大変お世話になりました。
様々な事がありました。喜ばしい事よりも、厳しい現実を目の当たりにしたことが多かったように思います。
来る年がより良い、穏やかな日々でありますようにと願います。
どうか、皆様良い年をお迎えください。