晩秋の彩
今日で10月が終わります。関東や西日本では秋たけなわなのでしょうが、新潟地方では11月になると日の出が遅く、日没が早くなり、ちょっと曇りの天気だと午後4時頃から暗くなってきます。気温がぐんと下がり霙が降ってきたりして、11月は晩秋というより初冬という気分になります。
このところ日中のお天気が良く、今日も青空が広がっています。明日から天候が下り坂という事でスマホをもって午前中に秋らしい彩を見せる景色を撮影してきました。
一枚目は、第四北越銀行三条支店脇の大きなケヤキです。この周りにはたくさんケヤキがあるのですが、葉が緑や黄色と場所によって色がとりどりです。朝日に映えて綺麗に紅葉した1本を撮影しました。
二枚目は、三条信用金庫中央支店のドウダンツツジです。日陰になっていても鮮やかに紅葉しています。こんな色が自然に出るのですから、よく考えたら神秘的な事だと思いました。
極楽寺の境内も、秋の景色が広がってきました。本堂と墓地の間に増えた糸ススキが綺麗に穂を出し、風に揺れています。またロイヤルホテル側に移植した山茶花と楓が色付いています。
山茶花は花が咲き始めました。あと2週間くらいするとたくさん咲くと思います。この2本は、お地蔵様の脇に植えてあったもので、建物とお地蔵様に挟まれて形がいびつになってしまいました。植物といえども、伸び伸びと枝を伸ばせる場所でないとかわいそうなんだと、この2本を見るたびに思います。
次は、玄関わき枝垂れ桜下の南天です。きちんと樹木を剪定するようになって、南天も周りの木に邪魔されず、また日当たりも良くなり、赤い実をたくさんつけるようになりました。
最後は桜の写真を3枚紹介します。
一枚目は先ほどの南天の上の枝垂れ桜です。葉っぱはほぼ枯れて、風が吹くとちらちらと落ちてきます。これからしばらくの間、夏に楽しませてくれた百日紅や、参道入り口の白木蓮、そしてこの枝垂れ桜の落ち葉掃きに追いまくられる日々が始まります。
次の2枚は、同じ桜でも、葉っぱが落ちてから冬の間に咲いている、墓地の中にある桜です。葉があるうちは咲かないのですが、最近枝が見えてきたからそろそろかなと近づいてみたら、花が咲き始めていました。この桜は、満開とはならず、お天気が良い日にチラホラと咲き、それが3月頃まで続くという不思議な桜です。これが咲くといよいよ冬が近いと感じます。
明後日までは気温が比較的高いようですが、文化の日を境に、気温がぐんと下がる予報が出ています。風邪が流行り、インフルエンザも心配、そして新型コロナウイルスもニュースは減りましたが決して消滅しておりません。暖かいうちに冬の備えに忙しい日々ですが、どなた様も体調に留意され、お元気にお過ごしくださいますよう、お祈り申し上げます。