大雨の後
3日から新潟地方は土砂降りの雨が続きました。三条市は大きな水害を何度も経験していますので、被害が出なければいいがと案じていましたが、休みながら降るという状況だったので、大きな災害は置きませんでした。しかし、山形地方、そして県北村上地方では大変な雨量となり、土砂崩れや床上浸水などの被害が出ておりました。
ニュースの映像を見て、三条市に起こった、7.13水害を思いだします。平成16年(2004年)7月13日の事でした。三条市の真ん中を流れる五十嵐川の土手が決壊し、市の南半分が水没するという大災害でした。ちょうど時期も近く、あの時の様子を思い出します。後片付けをしているお檀家様を一軒一軒お見舞いに回りました。水道の出も悪く、泥だらけになりながら皆様後片付けをなさっていました。道路の脇にうずたかく積み上げられた泥だらけの畳や家財道具、猛烈な暑さ、埃っぽさ、匂いなどがよみがえってきます。
日本はありとあらゆる自然災害の起こる国です。いつどこで災害に遭うかは分かりません。これから台風シーズンも始まります。災害のニュースを見て、大変だなぁと思うと同時に、自分の身に起こったらどう行動しよう、と常に考える事が大切だと感じました。
極楽寺では、強い雨が打ち付け、サルスベリが花を落としていました。
白は満開状態だったので、かなりの花が落ち、雨に打たれ花も少し腐り始めました。
今年は6月末から猛暑になり、8月早々に水害と天候が荒々しくなっているように感じます。
どうかご先祖様をお迎えするお盆には穏やかな日々になって、と祈るばかりです。
降れば豪雨、晴れれば猛暑と厳しい夏ですが、どうか皆様お体大切にお過ごしください。