令和四年新盆施餓鬼法要
本日令和4年、新盆施餓鬼法要が無事行われました。数日前から猛暑予想が出ており、日に何回も天気予報を見てはため息をつく日々でした。予想通り本日も猛暑となり、午前9時には31度、法要開始の午前10時には33度まで気温が上がっておりました。
堂内には、扇風機をたくさん設置し、ご参列の皆様のお席にまんべんなく風が通るようにと工夫しましたが、熱風が涼風に代わるわけもなく、それでも風が動いているだけ気分的には楽だったような気がいたします。
空は真っ青で雲一つありません。あまりに深い青色で、一層暑さが際立つ風景です。
御内陣には、新盆施餓鬼檀が組まれ、昨年7月から本年6月までに亡くなられたお檀家様の御位牌とお塔婆が並びます。施餓鬼法要という事で、食べ物の御供物がたくさんお供えされます。本尊様前には御霊供膳、施餓鬼檀には野菜などを御供えします。
住職の装束も、盛夏ということでごく薄い御衣や七条で見た感じは涼しげですが、実際は何枚も重ねて着ているわけですから、かなり暑いようです。お疲れさまでした。それぞれのお檀家様からの御供物もお塔婆の前に並び、お盆法要らしくなっております。
ご参列の皆様は、間隔を空けてお座りいただきました。ゆったり座って頂いておりますが、それでも33度の室内ですから、皆様汗だくのご様子でした。大変お疲れさまでした。
後程、また動画で法要の様子をご紹介いたします。
このような暑さの中、またコロナ感染が爆発的に増えている中、お浄土へ旅立ったばかりの亡き人を想う法要が無事行われました事、誠に有難く、ご参詣の皆様には心より御礼申し上げます。
堂内には写真にも写っておりますが、ぐるりと、8月11日のお盆塔婆施餓鬼法要の御塔婆が並んでおります。新盆、塔婆施餓鬼と続いて、それぞれのご先祖様をお迎えするお盆となるわけです。暑さと感染爆発で、厳しい夏となっておりますが、どなた様もお元気でお過ごしくださいますよう、お祈り申し上げます。
ご先祖様を想う夏にふさわしい、白いサルスベリが満開を迎えました。本堂から墓地を左へ進みますと、今を盛りと咲き誇っております。お墓掃除やお参りの際などにご覧いただければ幸いです。