大寒

大寒らしい厳しい寒さの朝となりました。今日一日最高気温が氷点下を脱することができるかどうか、という予報。何とか午後には気温が上がってほしいものです。

極楽寺の参道は消雪ポンプが粛々と稼働していますので、きれいに消えています。ただ、全市一斉に地下水を使って雪を消すため、地下水位が下がり水が出なくなるという症状も起きます。夜どんどん雪が降っていると、水はちゃんと出るだろうかと、翌朝の消え具合が心配になります。立春まであと2週間、この程度の雪で終わってくれるといいのですが。

以前も書いたことがありますが、大変な金額をかけて消雪ポンプの井戸を掘り、消雪パイプを敷設する(この工事費用も大変なものです)。稼働したらしたでポンプを動かす電気代がびっくりする程の額に上ります。高齢化して重労働の除雪をすることを考えると、必要な投資であると思うしかないですね。雪国の苦労は尽きない事を、雪のない地域の方には分かって頂きたいものです。5センチ程度の積雪でワイドショーが大騒ぎをし、事故や骨折が増えるニュースを、雪国の人々はちょっと意地悪い皮肉なまなざしで見ています。

とまぁ恨み節を書いてしまいました。そんな愚痴も出る程の寒さが続き、灯油代、電気代、ガス代に頭を痛める日々です。


昨日の新潟県の新型コロナウイルス感染者が440名となりました。人口217万人でこの数字ですから、首都圏の感染者数のレベルになってきました。新潟県もまん延防止等重点措置に追加され、明日から適用されます。県の予測では1,000人を越えるのも時間の問題と捉えているようです。2020年2月からずっと耐えに耐え、見えないウイルスとの戦いにようやく終止符を打てるのかと思った年末でしたから、そのがっかり感はとても大きく、特にすぐに気持ちが沈んでしまう高齢者にとってはダメージが大きい数字となりました。

今、感染の中心となっている学校、保育所、病院などに従事されている皆様のご苦労はいかばかりかと存じます。神経をすり減らす日々の連続かと思います。私たちは、その方々に負荷をかけないよう、病気をしない、感染対策を怠らない、暖かくして免疫力を失わないようにする。個人で出来ることを積み重ね、社会がこのコロナ禍を脱出する日を待ちたいと思います。