薫風

本日の三条市の気温は30度を越え、初夏の雰囲気になってきました。ここ数日青空が広がり、田植えも一気に進み、少し車を走らせるとまだ小さな苗が風に揺れています。

今の越後平野を夜に車を走らせると、水の都だなぁと感じます。今だけの素敵な風景をご紹介します。苗がまだ小さい為、田は水を張った状態になっています。6月になり苗が伸びるともうこのような風景は見ることができませんから、1か月ほどの期間限定の風景です。空の色が水に映りなんとも気持ちのいい写真が取れました。


日が暮れると、次の写真のような風景になります。車のライトが水に反射します。まだ日の光が残っている状態でしたが、もう少し暗くなると、街灯なども映り込み、ロマンチックです。5月から6月初旬に新潟にお越しの際は、是非夜の田園地帯に出かけてみてはいかがでしょうか。

藤も大きな房を風になびかせいい香りを放っていました。日当たりのいい場所にある藤はもう花を落としていますが、この写真の場所ではちょうど満開でした。いい香りを感じて頂ければ幸いです。


新型コロナウイルスの第4波では変異ウイルスが猛威を振るい、日本中で感染者が広がっています。ワクチン接種も始まり、もう少し頑張れば明るい未来が見えてくるような気がします。

三条市では、65歳以上の高齢者の一般接種が5月24日から開始されます。早く集団免疫ができて、安心していろいろ我慢を続けた「したい」という事が出来る日が一日も早く訪れる事を祈りつつ、日々の感染予防に努めたいと思います。