令和三年 年頭法要
本日、令和三年極楽寺最初の法要、年頭法要が行われました。昨夜から大粒の雪が降り、気温も大変低く、これは大雪になるなぁ、という中での法要となりました。
参道の消雪パイプの修理がこの雪に間に合い、ホッとしております。道足が悪く、お越しいただけるか心配しましたが、昨年よりは少ないものの、20名弱の皆様から年頭法ににご参加いただき、ご焼香を頂きました。
毎年ご一緒に木魚を打ちお念仏することが楽しみでしたが、接触を減らすという事で、木魚も片付けたままの年越しとなりました。ご焼香も間隔を空けながら行っていただきました。
同唱十念で、マスク越しではありますが、ご一緒にお十念をできた事は、ありがたく、幸せなことでした。本堂に控えめに広がる「南無阿弥陀仏」の声を聴き、お寺というものは皆様にお越しいただいて初めて成り立つものなのだと、改めて感じました。この一年、まだまだ平常と言うわけにはいかない状況が続くと思います。感染状況に応じてその時々に、一番いい方法を考えながら行事を進めてまいります。これからも皆様のご参詣を心よりお待ち申し上げております。
法要の最後に極楽寺一同でご挨拶をいたしました。右端の住職の孫が着ている茶衣は先代の説量老和尚の衣です。かけている如法衣は現住職のものです。すっかり大きくなり、夏ごろには、住職の背を抜きそうです。
寒い新年になりましたが、どなた様もお風邪など引きませんように、お元気でお過ごしください。